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「三重錦の会at焼き鳥吉兆さん」2007年6月10日


毎年蔵見学にお邪魔している三重錦の蔵元、中井昌平さんが名古屋にやってくると言う。しかも一度お邪魔してみたいと思っていた「やきとり吉兆」さんでである。
吉兆さんは日本酒好き度数がかなり高い人で、一目置かれる存在です。
Kameiで開催される日本酒の会にもいつも参加されてます。nakai

今回は12種類の三重錦を利き酒しました。
まずは“夏の純米酒 涼純”
今年からの新商品なのだ!
夏を意識した爽やかな含み香が心地良い。するとドッカーンと来ました。相変わらずの三重錦ワールド。うんまい!

中井さんは酒造りのほとんどを一人でこなされている。手伝ってもらうのはアルバイトくらい、年間生産量が100石と言うと、一升瓶で10,000本、決して大きな商いとは言えない生産量なのです。

でもこの人が作る酒は、本当に魂が宿っている。熱烈なファンがいるのもうなずけます。
中井さんは謙虚に今の状況を淡々と語られましたが、僕は必ず力強い仲間と一緒に生産量を増やしていってくれるものと思ってます。

この後、つぎつぎに利き酒しました。今年特に良かったのが、山廃仕込みの純米原酒、今回この山廃仕込みの業界裏話をたくさん聞くことが出来て、感激感激!あまり詳しく書くと興ざめするので詳しくは書きませんが、この山廃は既成の乳酸を添加せず、蔵に住み着いた菌が育ち、長期モトで天然の乳酸を得たという正真正銘の山廃造り。それも生と火入れがありました。どちらも秀悦な出来栄えです。

酒は進み、吉兆さんの名古屋コーチン鍋も出てきて、これがまた三重錦に良く合いました。
一次会が終わり二次会に大須の角屋さんへ、記念撮影して三次会はすぐ近くの串揚げさかえ亭さん。おじさんも元気だったし久しぶりにお邪魔しました。
そしてなんと四次会!東区泉のバー555(スリーファイブ)です。マニアな店ですが中井さんどう思ったかな~?
気がついたらもうすぐ午前様!始まったのがお昼の12時スタートだったので約12時間も飲み続けたのだ!
一緒に付き合っていただいた皆さん!いろいろ連れ回してごめんなさいね!
それと中井さんと酒仙洞堀一の小久保さん、ありがとうございました。

kadoya