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今年も鍋メニューをよろしく!2009年10月30日


nabe_start温暖化が進む昨今の地球環境ですが、やはり秋とは言ってもなかなか秋らしくはなく夏の名残りの様な毎日が続き、いったいいつになったら秋になるのかとヤキモキしていたら、ここに来て、夜はさすがに涼しくなってきた。

秋という季節はどこか哀愁の香りがあって
ちょっとセンチな気分になってしまう事が良くあるのだけれど、僕の場合この季節は特に太古の日本のイメージがどうしても頭の中に広がっていく傾向にあり、いつの間にか自分もタイムスリップしてしまっていることが良くある。たとえば車を運転していても周りの景色から高い建物がなくなり、どこまでも続く平野に秋の景色を重ねあわせていつの間にか見たこともないのに、心のどこかにしまってあった記憶のように頭の中に広がってくるのです。
こんな時、いつも思うのが、今見た景色はいつか自分の先祖が見た光景じゃないか?と思うのです。こんな思いをする人もいっぱいいるんじゃないかと思うのだけれど、ほかの人にこんな話を面と向かってするのはやっぱりどこか恥ずかしい。
やはり秋というのはセンチな気分にしてくれるものなのだ。

かめいの鍋がそろそろ出番の季節になって来た。
いったい昔の日本では、この季節にどんな食の風景があったのだろう?
さまざまな時代に暮らしてきた自分の先祖が見てきたであろうその風景を思わずにはいられない秋の夜長がいとおしい歳になって来た事が少しうれしく、はなたれ小僧からちょっとご先祖様に近ずけることが楽しみの一つというのも悪くない。