Talk with Kamei

ボート釣りに初挑戦2015年6月1日


boat今年のお盆前の土曜日に中学時代の友人達を何人か誘い合ってミニ同窓会を開いた。

余り大げさにすると「おい!俺は誘ってもらってないぞ!」とか言われるのも嫌だけど、案内を学年全員に送らなくちゃならないのと、
少人数から知ってる者同士が少しづつ広がって行けばいいかな~なんて思っている。

昼の12時から始めてのだけれど、久し振りに会うのと楽しさで、あっという間に6時間を過ぎてしまう。
久し振りに会った友人は良い具合に年を重ねていて、若い頃興味のあった話とはまったく違う今現在の、友人の今までの人生に再び乾杯! そんな中、昔からず~と釣りキチだったと言う友人がいてびっくり!
そんな趣味全然知らなかった。若かったからあの頃興味のあった別の事柄(?)に夢中だったのだろう。
早速今度釣りしようと約束を交わして2次会に、後は優しい友人たちの言葉の中酔いは進んで記憶はかなたに‥‥

それから2ヶ月余り経った10月19日2人でカワハギ釣りに知多半島大井まで釣行、
早朝友人宅まで迎えに行き、あれこれ話しながらインターを降りると山陰の木の枝が何かしら揺れているような‥‥
悪い予感は的中してボート屋の親父に聞いてみると「この風では今日は無理だな~」とのすげない返事、 仕方がないのでどうする?「テトラでカサゴは?」と聞いてみると「カメちゃんが そんな釣りをしたがっていたとはな~と又もや意気投合!早速釣具屋でブラクリと石ゴカイを買い込みいざ隣の片名港のテトラへ直行!
気持ち良く穴釣りをしましたが、釣果は今ひとつ、お昼過ぎからは豊浜、蒲浦と転々として納竿。楽しい一日でした。

そして今度は我が家の子ども2人を連れてのリベンジ!前回と同じボートやに6時15分到着。
今日は大丈夫らしい。風もなさそうで一安心。
そしてボート乗り場の海岸の駐車場へ入れて降りたら、何と風が吹いているではないか!
でもここまで来たら行くっきゃない!早々ボートに乗り込む。不安そうな次男の目線を合わせない様にしながら沖へと向かう、結構な波がボートを揺らす。
だんだん不安が現実になった次男は声に出し始める。「怖いよ~」「波~!来るな~!」でも波は来る。とりあえずポイントに着き、ブイのロープに船のロープを縛って 釣りを開始!
早々長男の竿に当たりがあったが、べらであった。でもファーストヒット!
まんざらでもなさそうだ。
実はこの長男の船酔いが一番心配だったのでべらでも一安心。
ところがところが、うちの次男がおもむろに不機嫌な顔をして「いやだ!もう戻る!」と声高らかに宣言!「え”!」っと親父二人!っと
そこで長男を見ると竿を置き、空を見上げて動いていない。(冷や汗タラリ)
「むむ‥‥やばい雰囲気」せっかくここまで来たんだからと言って、なだめながら釣りを続ける。
友人はべら、餌取りのフグの後、待望の本カワハギをゲット!16センチの良型だ。
私のほうは餌取りのフグの連発で仕掛けは鋭い歯で食いちぎられるは、
次男に預けて自分の仕掛けをセットする暇もなく、次男の竿にせっせと餌と仕掛けを取替える作業が続く。
とうとうギブアップして岸に戻って釣りを変更しようとして戻るためロープを解いていると
右手のひらにチクリっと痛みが、何とロープに巻きついていた誰かの置き土産の針が刺さっているではないか!
返しが着いているので引き抜けない。ハリスが巻きついていてロープからも取れない。仕方がないので針をニッパーで折ろうと思い、
次男に「道具箱のニッパーを取って!」とお願いするも揺れるボートが怖くて手を離せない子供には無理と判断!
岸に向かっていた友人と長男の乗っていたボートに向かっておお~いと叫ぶ。何とか針を折り、
ボートを入れ替わり長男が頼もしく、「僕に任せて!」と一気に船酔いもさめた様で、頼もしく思う。その長男、池でボートを何回かこいではいたが、あえなく海苔のいかだの中に入り込んが危機一髪で通り抜け、見回り中のボート屋の親父に岸まで運んでもらう。

親父は申し訳なさそうにロープの点検漏れを詫びたが、「もう釣らんのか?」などと呑気に聞いてくる。
「あんたさえ我慢するなら、わしが一気に引き抜いてやるぞ」と親切に言っていただいたが、ここは丁重にお断りして病院を教えてもらうことにした。
その病院に着いたのだが、ここがもう映画の「オールウェイズ」のセットと見間違うような医院。友人は「本当にここでいいの?」と不安げに聞いてくるので
こちらもちょっと心配になり、はぜ釣りに変更を兼ね河和で病院探しと相成った。

ようやく大きな病院を見つけて駐車場に車を止めると、何やら雰囲気が違う。
屋台が軒を連ね、焼そばやおでんだの、豚汁、ぜんざい、わたがしなどまるで縁日である。

なんと「病院まつり」と言うのをやっていると言うのだ。射的にボウリング、金魚すくいに出し物いっぱい。
それを休みの日に病院スタッフが出て来てやっているのだ。屋台の料理もそう!ちなみに豚汁はたっぷりでおいしくて80円、焼そば大盛り200円
こちらはそれど頃じゃないので受付を探しているのだが、子供たちは目がランラン!地獄から天国である。
それでも親父が怪我をしているので気持ちをぐっとこらえて
病院内へ。すれ違った看護婦さんらしき人に事情を説明すると、時間外の外来受付まで付き合ってくれた。
(この人がメッチャ美人!)他の病院スタッフもドクターもすっごくフレンドリーで温かい。
入院するならここがいいな~、お祭りもやってるし!なんてこと言ってるうちに無事手術は終わりすっきり!
もちろんこの後は病院祭りを満喫して、はぜ釣りをして帰宅しました。友人には申し訳なかったけど子供たちには貴重な体験となったはずである。

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