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焚火の山崎合資会社さんへ見学研修に行きました。2005年11月20日


topics_takibi_111月の20日、スタッフとともに、愛知県幡豆郡にある地酒”尊王”の蔵元でもある山崎合資会社に見学に行ってきました。

この蔵は、愛知県の中でも比較的温暖な気候の場所に位置しています。
酒造りには低温での仕込みが必要で、温暖な幡豆では発酵が早く進みすぎるなど、ハンディがあるということでした。
山崎合資会社さんでは平成11年に蔵全部のお酒を低温貯蔵する設備を造ってしまいしました。なんと蔵全体が冷蔵庫なんです。いやーびっくりしました。

まずは自家精米をしているという精米機前にてお米の説明を受けます。
おなじみの山田錦や五百万石などの酒米に愛知県産の若水を紹介していただきました。
この米は焚火に使用している愛知県生まれの酒米で、五百万石を親に持つ由緒正しき酒米です。山崎合資会社さんではこのほかに山田錦を親に持つ夢山水という吟醸酒向けの酒米も契約栽培されているということです。若水、夢山水ともに契約栽培で米の確保から大変な思いをされて奥や焚火が生まれて来るのだと思うと、感慨もひとしおです。

この後、タンクがずらっと並んだ貯蔵庫へ。早くも酒の吐息が蔵全体に充満してて、すぐに幸せな気分に。早く飲みたいな~。
この後、麹室(こうじむろ)の見学、これもでかい!それにとってもクリーン。
その後、酒を絞る“やぶた”という機械を横目に見ながら、お目当ての試飲です。
参加者の目の色が変わる。みんな吟醸酒狙いなのか、本醸造の尊皇のお燗酒にご執心なのは私だけ?いやいや尊皇、うまいです。地元に愛される理由がわかりました。

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