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九州旅行その4 別府2008年2月11日


beppu

いよいよ最終日。別府です。
前日由布院から別府に入り、さっそくホテルに直行!
今までばたばたと移動が多かったので、ちょっと一休みって感じです。
さっそくお風呂チェック!に出掛け、まずは一っ風呂。泊まったホテルは別府の駅から山の麓にバスで15分もかけて行く「杉の井ホテル」。3棟に分かれた大きなホテルです。ここの自慢は屋上の露天風呂「棚湯」です。
お風呂に浸かりながら、別府の市街地と別府湾が一望できます。

suginoi_r18_c2夜、食事のあとにさっそく棚湯へ、やはり眺めは最高!
海の上では明かりを煌々と照らしたイカ釣り船が海面をきらきらと照らしています。
しばし時間を忘れてゆっくり湯に浸かりました。

今回の旅行ではアルバイトの由佳ちゃんも同行、彼女はこの4月から社会人。かめいでの2年間ご苦労様でした。
社会に出てからもかめいでの笑顔を忘れずにイキイキと過ごして下さい。

さてこの棚湯、前から決めていた事に、お湯に浸かりながらご来光を拝もうと思っていました。
あくる朝は、6時前に起きてさっそく棚湯に。朝早いのに結構な人が集まっている。
皆、ご来光が目当てだ。真っ暗な中空を眺めながら、じっと夜が明けるのを待つ。
空を見上げると星がまだ輝いて、うっすらと明るくなり出した天空にしがみついている。水平線の一点にことさら明るくなり始めた所から一気に太陽が昇ってくる。
湯船に浸かっている全員に一体感が広がる。
はたち位の男の子が太陽に向かって手を合わせて拝んでいる。
いいものだな~。人の心はいつの時代もそんなに変わらない物だと、つくづく思う一時でした。

この後、朝食のバイキングでもしっかり腹ごしらえをして、別府の町へ。RIMG0067 
実はこの日、砂湯で有名な竹瓦温泉に寄って最後の仕上げとする予定だったのです。
駅前を抜けて目指す竹瓦温泉は、明治12年(1879)創設で、当初建築されたものは竹屋根葺きの浴場で、その後改築されたものが瓦葺きであったため、竹瓦温泉の名称がついたと伝えられています。
現在の建物は昭和13年(1938)に建設されたもので正面は唐破風造(からはふづくり)の豪華な屋根をもつ温泉となっており、その外観は別府温泉のシンボル的な存在となっています。
天井の高いロビーは昭和初期のイメージを残しており、湯上りにくつろげるスペースとなっています。
名物の砂湯は浴衣を着て砂の上に横たわると砂かけさんが温泉で暖められた砂をかけてくれます 。(別府市観光案内より)

入り口を入ると番台ならぬ受付があり、2人の御姉さんが仕切ってくれる。
いつも込んでいるのか、時間や順番にかなりうるさい。
ロビーと名の付く広間で待つことしばし、なかなか順番が回ってこない。
少し不安になって御姉さんに聞いてみると、とても待てる時間ではない。
最初に言ってよ!って感じだったけど、確認しなかった僕らにも非があると思い、砂湯はあきらめて 竹瓦温泉 を後にしたのでした。


RIMG0074残り時間の少なくなったため、急いで別府駅に引き返す。駅の構内でお土産やお弁当を買い、一路名古屋へ向かうのでした

ところで別府といえば大分。
大分で名物って何だかわかります?
関あじ、関さば、 城下カレイと豊後牛 !
ちょっと待って!高級品ばかりじゃないの!そんなんじゃなくってもっと庶民的な名物があるんです。それも大分だけ、
同じ九州でも他の県には全くと言っていい程ない!
それは 「とり天」! 知ってました?
昭和30年代に、大分市のレストランが作り始めたという「とり天」。
今では郷土の味としてすっかり定着しているそうです。何と 「株式会社 学食」というなんともユニークな名前の、とり天のお弁当なんかを作っている会社もあります。

私達が思っているよりもず~っと「とり天」は大分にしっかりと根付いているんだな~と思いました。